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情報公開
理工学部
理工学部長 丸岡 章
変化する社会に柔軟に対応できる
ベーシックな力をしっかりと育てます。
今回の東日本大震災は壊滅的な被害をもたらしました。幸い本学は浸水からまぬがれましたし、建物にも殆ど被害がありませんでした。地域の被害が大きかったため、交通手段を始めとするまわりの環境の回復に時間がかかるために、新学期のスタートは多少遅れますが、早急に通常の教育を開始します。そのためには、これまで以上に教員は皆さんと緊密にむすびつきながら中身の濃い充実した教育を行おうとしております。
新しく入学する皆さんにはこの大災害から多くのことを学んでほしいと思います。想像を絶する自然の猛威を目のあたりにし、また、深刻な原発の事故に心配はつきません。今回の災害から、人間のつくったものに絶対安全というものはないことを学びました。原発に限らず様々の要素を複雑に組み合わせた大規模な仕組みは、規模が大きくなればなるほど、いったん故障するとたいへんなことになります。便利でよくつかうインターネットでも同じです。インターネット通信ではデータは、いったんパケットと呼ばれる小さなかたまりにぶつ切りにし、網目のようにはりめぐらされた通信回線に流します。そのため故障箇所をみつけるのが難しく、回復に時間がかかります。便利だが複雑で大規模なものは、障害は起こることを前提としてそれをどのようにコントロールするかを、あらかじめ考えておかなければなりません。
皆さんのこれからの学生生活は、この大災害から立ち直るために科学技術が大きな力となることを見ながら、その力を自分のものとする大切な4年間となります。理工学部では、科学と技術の基本を学び、科学に基づいた正しいものの見方を身につけます。